妊娠が分かったとき、最初に悩むのが、両親・友人への報告のタイミング。
特に両親には早く報告して喜ばせたいと言う気持ちになりますが、妊娠初期は流産のリスクもあるため、報告のタイミングは慎重に考える必要があります。
この記事では、妊娠報告のタイミングや伝え方の一般的な考え方と、私たちが実際に報告した体験談をご紹介します。
一般的な妊娠報告のタイミング
両親への報告
ゼクシィBabyによると、最も多いタイミングは「病院で胎児心拍を確認したあと」でした。

心拍が確認できるのは妊娠7週ごろ。
この時期になると流産の確率がさがるため、里帰り出産を予定している人や、サポートが必要な人は早めに伝えるケースが多いようです。
友人への報告
友人への報告で最も多いタイミングは、「安定期に入ってから」でした。

ただ、親しい友人や予定をキャンセルしなければいけない場合などは、早めに伝えたと言う方が多いようです。
妊娠報告に対する私たちの考え方と背景
出産はいつ何が起こるか分からないものです。
そもそも、流産率は妊娠全体の約30%にまでのぼります。

特に妊娠初期は流産のリスクが高く、約9割が妊娠12週未満に起こる早期流産とされています。
一方で、妊娠12週を過ぎると流産率はかなり減り、16週になると2%まで下がります。
私たちもこの背景を十分に理解し、「むやみに周囲に妊娠報告するのは控えたい」と考えました。
そこで私たちの報告方針は以下のように決めました:
- 基本は安定期(妊娠16週以降)に入ってから、かつ直接会った人にのみ報告
- ただし、関係が近しい人や特にサポートが必要な場合は早めに伝える判断も可
以下、具体的な報告の流れをご紹介します。
私たち夫婦が報告したタイミングと反応
両親への報告(体験談)
私たち夫婦は関東在住で、妻の両親は東北、私の両親は車で30分圏内と比較的近い距離にいます。
妻と私の両親との関係も良好で、里帰り出産はせず私の両親にサポートしてもらう想定でした。
そのため、「私の母には早めに知っておいてほしい一方で、礼儀的に妻の母に最初に伝えたい」と考え、まず妻の母には電話で報告し、続いて私の母には口頭で伝えました。
報告時期は、心拍が確認できた妊娠8週のタイミングで行いました。
父親たちには、周囲に早く話してしまったり、必要以上に準備を進めてしまう可能性があったため、妊娠12週を過ぎてから報告しました。
友人への報告(体験談)
友人には、妊娠に関する不安や予期しない出来事に配慮し、安定期(16週以降)に入ってから、直接会ったり個別に連絡を取れる人に限定して報告しました。
SNSの発信は控え、できる限り個別の対面での伝達を重視しました。
まとめ
妊娠報告は、相手との関係性や距離感によってベストなタイミングや方法が変わります。
私たちの場合、両家の母親には妊娠8週、父親には12週以降、友人には安定期に入ってからと、段階を踏んで伝えました。
報告の順番や方法は家庭によってさまざまですが、「誰に最初に伝えるか」「いつどのように伝えるか」を夫婦で話し合っておくことが大切です。
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