妊婦健診は「母親が行くもの」「夫はついて行きづらい」と思っていませんか?
しかし、実際はそんなことはありません。
病院へ行ってみると、5割ほどのご家庭で旦那さんが同伴しているのを見かけます。
私自身も、健診にはできる限り同伴するようにしています。
この記事では、パパ目線での妊婦健診体験談や注意点、同伴時のポイントをまとめました。
妊婦健診に同伴するパパは意外と多い
最近では、妊婦健診に同伴する旦那さんが増えています。
たまひよ妊娠・出産白書2025によると、妊婦健診に同伴した旦那さんの割合は、2023年は43%であったのに対し、2024年では76%にまで上昇しました。

ただ、この調査結果には興味深い点があります。
質問は同じにもかかわらず、男性と女性で回答の割合に差があるのです。
これは、男性側が「同伴した」と思っていても、それが実際にはただ「付き添っただけ」だったケースがあることを示しているのかもしれません。
では、「同伴する」とはどういうことなのでしょうか?
次の章で、私が同伴した理由と考え方を紹介します。
私が妊婦健診に同伴した理由
私は健診に「付き添う」という意識ではなく、「一緒に健診を受けに行く」という気持ちで病院へ行っています。
健診は単なる診察ではなく、生まれてくる子どもの「親」になるためのファーストステップだと思うからです。
定期的に赤ちゃんの成長を自分の目で確認できると、父親としての実感が湧きますし、夫婦で赤ちゃんに向き合える貴重な時間になります。
また、健診では医師や助産師から生活面のアドバイスや注意点を聞くこともあります。
夫婦で一緒に聞くことで、ママの負担を理解しやすくなり、サポートしやすくなります。
妊婦健診で感じたこと(体験談)
待合室での緊張
最初に病院に足を踏み入れた時は、私も緊張しました。
ただ、緊張しているのは自分だけではなく妻も同じ。
自分も健診を受けに行く心意気、とはいえ実際に健診を受けるのは妻です。
妻に極力負荷をかけないよう、周りを見ながら些細なことでもいいので気遣ってあげてください。
ドアを開ける、鞄を持つなど、できることをやっていきましょう。
※席が空いていれば男性が座っても問題ありませんが、混雑時立っている女性の方がいれば譲るようにしましょう。
診察室での検査
名前を呼ばれて診察室へ入り、体重測定や問診を経て、いよいよ超音波検査。
赤ちゃんの心臓の音を初めて聞いた時は、本当に生きているんだ、父親になるんだと胸がいっぱいになりました。
エコー検査の際、病院によっては動画撮影が許可される場合もあるので、事前に確認しておくとよいです。
先生の説明や赤ちゃんの心臓の音も撮影できると、後から見返すこともできて大変おすすめです!
医師との会話で気づいたこと
妊娠中は薬の制限が多く、市販薬のほとんどが使えません。
便秘や頭痛など、体調不良の際には必ず病院で薬を処方してもらいます。
パパもどんな薬を飲んでいるのかを把握しておくと、万が一のときに安心です。
診察を終えて待合室へ
診察が終わったら、待合室へ戻ります。
赤ちゃんの成長を感じて嬉しくなり、エコー写真を見て話したくなってしまいますが、待合室で待っている人がみんな同じ感情とは限りません。
待合室で話す時は声量に気をつけて、エコー写真などはかばんにしまっておきましょう。
妊婦健診時の持ち物
- 保険証
- 母子手帳(支給後)
- 飲み物や軽食
- エコー写真用のクリアファイル
待ち時間が長い場合があるので、飲み物や軽く食べれるものも用意しておくと良いと思います。
とくに食べづわりの場合、お腹が空くと体調が悪化する場合があるので要注意です。
エコー写真の保管ですが、私はエコー写真をアルバムにまとめて保管できる商品を購入しました。
両親や友人に見せるときにも便利です。
同伴する際の注意点
- 病院によっては感染症対策のため同伴NGのところもある
- 院内ではマスク必須
- 妊娠中は匂いに敏感になるため、香水や喫煙後の同伴は避ける
コロナが落ち着いたとはいえ、まだまだ感染症対策として同伴NGの病院もあります。
事前に病院へ問い合わせておくと安心です。
健診に同伴できない場合
仕事の都合で同伴できないこともあると思います。
その場合でも、できることはあります。
- 健診前に、先生に聞きたいことや不安な点を妻と一緒に整理する
- 前回の健診結果を見直し、成長の変化を一緒に喜ぶ
- 健診後に「どんなことを言われた?」と関心を持って話を聞く
健診は母体や赤ちゃんの健康状態を確認する大事な機会なので、行けなかった場合も、パパが関心を持ってサポートする姿勢がとても大切です。
まとめ
妊婦健診にパパが同伴すると、父親としての実感が一気に湧きます。
また、夫婦で健診の説明を聞くことで、ママの不安を減らす効果もあります。
パートナー任せにせず、積極的に関わることが父親としての第一歩です。
ぜひ一度は同伴して、赤ちゃんの成長を一緒に感じてみましょう。
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